シャンブランドには、まだお屋敷が残っています。以前、ご紹介したマロニエの公園から少し行くと、左手にサヴォワ邸があります。この辺は、昔は、道路の湖側は崖だったのでは、ないでしょうか。家に入るのには、階段を降ります。
鉄柵の門のなかに、目を見張るほど美しい朝顔があり、ご主人らしき人が世話をしていました。
私は、機嫌の良い時は、そして、大抵機嫌が良いのですが、誰にでも話かけてしまいます。近寄って、
「美しいですね。写真を撮ってもよろしいでしょうか?」
「どうぞ、どうぞ。」(アングロサクソン訛りがほんの少し)
「私は、アメリカ人ですが、リビア、レバノン、エジプトで育ちまして、あのあたりでは、こういうのが、野生でどこにでも生えているのですよ。ですから、懐かしくて・・・。」
「朝顔、morning gloryですね。朝咲いて、お昼にはもうお終いでしょう。普通、夏に咲くのですが・・・。早いですね。夜、15度を下ると、ダメになると、故郷では言っていましたが・・・。」
そして、「いつから、スイスにいるのですか。故郷はどちらですか。ご主人はスイス人ですか。どちらにお住まいですか」などと、聞かれて、答えて、お別れしました。
雪子
1 件のコメント:
素敵なお屋敷ですね。スイスをイメージする様な本当に素敵なお庭です。そうすると、崖淵に建っているお屋敷なのですか。
私も、朝のジローとの散歩では結構沢山の方とお会い致しますが、「おはようございます。」の一言がとても気持ちの良い1日を迎えてくれます。
散歩コースには朝顔を見る事が出来ますが、7時半頃にはもう萎んでしまいます。
という訳でこんなに素敵な朝顔にはなかなかお目にかかれません。
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