2009年10月4日日曜日

花屋隆さんの3人展



天高く晴れ上がった4日の日曜日、笹谷越えのドライブを楽しみながら、花屋隆さんの“秋の風”三人絵画展を鑑賞させていただきました。

会場は宮城県秋保温泉の「ふれあい小さな美術館」。ホテル瑞鳳とホテル華の湯の近くでした。
「俺の作品はどうでも、会場の雰囲気が素晴らしい。一階の喫茶室では手巻き蓄音機で“ライムライト”を聴かせてくれるよ」(花屋さんの話)という触れ込みの小さなギャラリーは瀟洒な白い洋風の2階建て。玄関を入るとすぐ右側が喫茶室、2階の座敷が展示室でした。

自宅を出たのは10:15。国道286号を東上し、県庁前から馬見ケ崎川沿いに出ると、川原一帯は早くも芋煮会の準備を急ぐグループや家族連れで賑わっていました。

妙見寺、滑川、新山と一般道を走り、高速道路に乗ったのはトンネルを抜ける関沢IC-笹谷IC間だけ。釜房ダムを過ぎ、秋保温泉に着いたのは11:15ごろでした。

玄関のドアを開け、ダンディなマスターの案内を受けながら、2階の展示室へ。花屋さんの作品は西川町本導寺や飯豊町、鮭川村の庭月観音、新潟県粟島などを題材とした水彩画や木版画、ブロンズなどの小作品が主体でしたが、相変わらず温もりのある作品ばかりでした。スケッチアートが得意分野という息子さんの作品もなかなかでした。

ひと通り鑑賞を終え、一階に下りたときはもうお昼どき。ランチの「赤いカレーとコーヒーセット」を注文し、喫茶室の奥に展示されている東北各地の伝統こけしや伊万里、古伊万里、九谷、薩摩焼などのコレクションも鑑賞させていただいた。

赤いカレーはトマトをベースにしたカレーライス。伊万里焼の器でいただき、この間、手巻きでねじを巻く蓄音機で「ライムライト」や「禁じられた遊び」「第3の男」「エデンの東」などのレコードを聴かせていただいた。

先月26日のミニ同級会で案内状をいただき、当初は「同級生を誘い合わせて行ってみよう」とも考えましたが、皆さんのご意向やご都合をお聞きするエネルギーがなく、好天に誘われついつい単独の抜け駆けをしてしまいました。

 しかも一人では贅沢すぎる時間を過ごし、2~3呼びかけた同級生の方々には大変、申し訳ないことをしてしまいました。心からお詫び申し上げます。

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