2009年5月16日土曜日

女子短大生と共に。

 最近、地元に移転して来た女子短大で、週二回程英語を勉強しています。
 立場は聴講生としてですが、女子短大生と同じ教室で、同じカリキュラムを勉強しています。

 当初は、一教室に約30人程いるうら若き女子大生に、一人ポツンと混じっている事に違和感、羞恥心に近い複雑な気持ちを持ちながらの通学でしたが、最近は慣れてきた事もあるのでしょうか、週二回の勉強を楽しんでいます。

 と同時に、最近の女子大生気質などを、無関心を装いながら観察する事の楽しさにもはまっています。
 まず驚いた事は、英語の基礎学力が非常に低い、という事です。これは、近年の大学生の学力低下が顕著になっている事と符号している様です。

 私自身の事を言えば、人の事を批評する程英語力があるとは思いませんが、それでも彼女達よりは少しましかなあ~。

 そこで、英会話の時間に、時々教授の目を盗んでは簡単な文章の作り方を教えてあげる「せっかいババア」をやってしまいます。それで、優越感にひたったりして・・・
 でも時間の問題で、すぐに立場は逆転するでしょうね。何しろ彼女達は若いから、知識の吸収力がすごい・・・

 特に、私の勉強している学科は、国際コミュニケーション学科ですから、彼女達にはもうちょっと基礎力を身に付けてもらいたいものです。

 近年、英語教育の内容が、文法重視から、リスニング、スピーキング重視に移行していると聞きますが、私はそれは違うと思っています。
 基礎文法に裏付けされたリスニング、スピーキングが国際的に認知される英語力と思っています。

 先日、久し振りに帰国されたYukiko Plussさんんも言っておられました。
 「一見、流暢に英語を話している様でも、聞く人が聞けば、その英語は正しい英語か、そうでない英語かすぐ解ります」と。
 
 でも、彼女達にも良い点が沢山あります。
 それは、私達社会人に対して非常にフレンドリーに接してくれる事です。
 それと、ファッションセンスが良いのです。まるで、キャンパスがタレント養成学校の様相を呈しています。
 巷間言われている様な「群れ」を作らない、等など。
 
 お陰様で、私の生活の場が広がりました。

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