2012年1月12日木曜日

素人なのに何故?

昨秋、高校の同期生が打った蕎麦をご馳走になる機会があった。
その蕎麦はそうめんのように細く、透明感があって、きらきらと輝く感じ。
それでいて歯ごたえがあり、“蕎麦どころ”の山形でも口にしたことがない風味。
蕎麦打ちを始めて2年余だそうだが、素人なのに何故?-と思うほど美味しい蕎麦だった。

聞けば福島県南会津方面に伝わる“裁ち蕎麦”というらしい。
秘訣は新鮮な蕎麦粉にあるという。
南会津方面から取り寄せ、蕎麦粉だけで打つのだそうだ。

同期会の会報を発行するにあたり、何人かが集まった席上でご馳走になったものだが、
その日は会報発行そっちのけで蕎麦の話ばかり。

メンバーの中から「会報発行はもう1度、蕎麦をご馳走になってから話し合おう」と厚かましい提案があり、結局、人の好い同期生を口説き落とし絶品の蕎麦を2度もご馳走になった。

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