2008年1月9日水曜日

小学6年の思い出

 私は6年5組でした。担任の先生は、鈴木文右衛門先生でした。なぜか私はこの先生が嫌いでした。

 大人になってから考えたのですが、嫌いになった理由は二つありました。

 一つは、3年~5年まで担任だった皆川先生が転任され、6年になった時、文右衛門先生が新任で来られた時の事。私は、文右衛門先生が皆川先生を追い出したのだと思い、真剣に怒りました。私は、皆川先生が大好きで、母親以上の存在だった事を憶えております。転任された時に、私は悲しくて悲しくてどうにも仕方がありませんでした。・・・この発想が子供だったのですね。

 もう一つの理由は、私の行ない(文右衛門先生に対して)が余りに悪いので、ある日、母親が呼び出しを受けた時の事です。母親が帰宅後「良い先生じゃないの」と発言した事です。これで、母親は先生の味方に付いたのだと・・・・。勿論、これも子供ながらの発想。

 いずれに致しましても、文右衛門先生にはとても失礼な事を致しました。この事について、平成15年9月に開催されたクラス会に出席された先生に、心からお詫びを申し上げました。先生は、お笑いになりながら許して下さいました。

 文右衛門先生は、今もご健在です。 皆川先生もご健在です。
 私は、今も皆川先生、文右衛門先生が大好きです。

 従いまして、小学校の思い出は、今の私には良い思い出なのです。

 (佐藤美樹子記)

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