2010年4月15日木曜日

時速5㌔の伊勢参詣①

4月15日といえば、7年前の2003(平成15)年に「時速5㌔の伊勢参詣」と称し、山形から伊勢まで
徒歩旅行した際の自宅を出発した日でした。

「じゃあ行ってきます」。玄関前で出発記念の
シャッターを押してくれた家内に軽い言葉を残して
自宅を後にしたのは午前6時。といった書き出しで
綴った紀行文も懐かしい。

ジローさんにメールで送りアップロードしていただいたのがその表紙です。

パラパラめくっていると、10日で東京に着き、
さらに箱根を越え、大井川や木曽3川を渡って
27日目に伊勢へ着いたことを鮮明に思い出します。

ブログの投稿欄をお借りし、紀行文の要旨を抜粋しながら、
7年前のルートをたどってみます。


《60歳のチャレンジ》
還暦と定年退職の記念に2003年春、
徒歩での「お伊勢参り」に挑戦した。
心身ともに健康で還暦を迎え、
42年のサラリーマン生活をまっとうできたことに感謝しながら、
改めて自らの体力、気力を試してみるつもりだった。

「時速5㌔の伊勢参詣」と称し、自分の足だけが頼りの一人旅。
一抹の不安はあった。しかし4月15日に山形市の自宅を出発し、
10日目に東京へ到着。さらに箱根を越え、
大井川や木曽三川を渡って27日目に伊勢神宮を参拝した。
余勢を駆って奈良県の室生寺まで足を延ばし、
最後は奈良市内から下の娘が住む高槻市まで歩くことができた。

一時、左足首付近を痛め、思い切って歩けない日が
何日か続いたが、歩一歩、休まず足を運んでいるうちに
東北から関東、東海、近畿と“踏破線”は着実に延びていった。

一日に歩いた距離は平均20~30㌔ぐらいだろうが、
正確な数字は把握していない。道すがら時間の余裕があれば
各地の神社仏閣や名所、旧跡などを訪ねた。

毎日が刺激的で新鮮そのもの。
32日間でおよそ1千㌔の道のりだったが、
あっという間に過ぎたような気がする。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

小笠原さん

すごーい!偉いですね。

夫と私は、伊勢神宮が大好きです。エコで、神聖なところという感じがします。又、行きたいですね。

雪子