2010年8月1日日曜日

隣人はアメリカ人

半年程前、お隣にアメリカ人が越して来ました。
日本の場合は、真っ先に、新住民が向う三軒両隣の範囲で、引っ越しの挨拶に見えるのが通例ですが、今回のアメリカ人は、一向にその気配がないのです。二日、一週間、一ヶ月と待ってみたのですが。。。


そこで、今度は北側の隣人にそっと聞いてみました。その隣人は、6年位仕事の関係でアメリカ滞在をしていた方。
「多分、文化の違いでしょう。日本の場合は、よろしくお願いします、と挨拶するのは、引っ越しをして来た方。ところが、アメリカの場合は、ようこそ私達の地域によくいらっしゃいました。つまり、ウエルカム〜なのです。」との事でした。


そこで考えました。
まるで、私達の地域で取り残された様な新住民を何とかしなくては。。。


ちょうど、凝り性もなく英会話を勉強している私。ここは、勉強も兼ねて、コミュニケーションをしてみようと。。。


まず、日頃の愛犬ジローの習慣的な威嚇を、つまり「ワッン、ワン」を詫びました。苦労して片言の英語を話したのですが、何と日本語で返ってきたではありませんか。。。
「大丈夫〜、我々は犬が大好き」、そして「パピー(子犬ちゃん)」と。
「えっ、うちのジローは、太っていて大きいけど。。。」
でもこれはアメリカ人特有のジョークなのです。


次に、ちょうど近くの公園でお会いしたので、また片言の英語で、「何か困った事がありましたら、いつでもお手伝いします。」と。
ところが、変な顔をされてしまいました。
多分、私の英語力の問題で、「ヘルプ」の使い方がまずかったのかも。。。


今度は、ちょうど夫の家庭菜園から、沢山のジャガイモ、タマネギ、ニンジンが穫れたので、それのお裾分けに「ピンポン」と、インターホンを鳴らしました。
また片言の英語で。。。


そうすると、「私達この野菜全部大好き、有り難う」とまた日本語で返答されてしまいました。
そこで、「私は今英語の勉強をしていますので、練習をさせて下さい。」と粘りました。


そこで、やっと私の本意を理解してくれた様で、以後かなり解りやすい英語で受け応えをしてくれる様になりました。


やっとの思いで、お隣さんともかなり親しくさせていただく事が出来ました。


最近、お野菜のお返しに「ズッキーニケーキ」とか、「ピクルス」をいただいています。
それに味をしめて、今日は、ミニトマト、カボチャを持参しました。
パンプキンスープ等々のお返しを期待しながら。。。

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