その後連絡が途絶えていましたが、鈴木展夫様と宗川利廣様の尽力のお蔭で「菊子先生を囲むランチ会食」を2006年9月30日正午に山形市内のホテルで開催することができました。
前日は学年全体の同窓会があり、翌日の同級会になってしまった私の急な企画でしたが、参加者は7名と御協力いただきました。茨城の遠隔地からの幹事としては、予想より成功ではなかったかと思いました。(見たことが無い会場を勝手に予約するのはかなりの図太い神経が要りました。)
当時の疑問のことが次々に明らかになりました。1年の時の担任のY先生への突然の交代なども中村四郎校長の苦しい熟慮の結果だった事実が明かされました。
また4年から5年になる時新設の8組に何人かが移っていったことが判りました。新潟から参加した森井幸子さん(旧姓井上-押し花作家8人衆の一人で全国的に出張講師で活躍中)や山口康夫さん(今回不参加)などの方々です。
山形の会場にはJRの電車で大沢澄子さん、森井さん、石井勝之さんと一緒で楽しいひとときでした。車中で、石井さんが自分のことを先生が覚えているか心配していました。しかし先生からその年亡くなったばかりの石井君のお兄さんの話が出て心配は一気に吹き飛びました。先生の記憶は2度の家庭訪問で様々鮮やかに残っているようでした。昭和元年生まれの先生は、女子師範時代の勤労動員で中島飛行場にて米軍の爆撃で同僚を失うという恐ろしい体験をなさったそうです。
短い時間でしたが54年振りの再会は、文字通り楽しい思い出になりました。種々の事情で参加できなかった方々もいらっしゃるようですので、もう一度しっかりした企画で是非再開催できるよう祈念しています。
2008年2月 柏倉 孝
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