2010年5月4日火曜日

亀ケ岡山

今日(4日)は上山の亀ケ岡山に登ってきました。
といっても、どこの山か知っている人は少ないでしょう。
標高365㍍の虚空蔵山です。
虚空蔵山はかつて亀ケ岡山と呼ばれ、600年ほど前、山頂に築かれた高館城も亀ケ岡城と呼ばれていたそうです。
虚空蔵山が亀ケ岡山と呼ばれていたなんて初めて知りました。
月岡城の前身となる高楯城や「でわのはごろもななかまど」を見るため、一度は登ってみたいと思いながら、これまでそのチャンスを作ってきませんでした。
この日は寿仙寺にある墓を一人で掃除した後、時間があったため足を延ばしたものです。
 
寿仙寺から旧国道13号を南下し、新湯口付近で道を教えてもらいながら登山道を辿りました。旧国道から西側の松山地区は1度も行ったことのない地域でしたが、丁寧に教えてくださった地元の方のおかげで、迷うことなく登り口に着くことができました。
登り口に立てられた高楯城跡の案内図や解説に目を通し、カメラに収めた後、登り始めた。最初は杉葉を、中腹を過ぎてからは乾いた落ち葉を踏みしめながらの登りでした。
登り始めて20分程で山頂に着いた。距離は長くはなかったが、結構急な登りでした。山頂近くの木柵の中に「でわのはごろもななかまど」がありました。
「でわのはごろもななかまど」。心地よい響きのナナカマドです。Sizuさんのお父さんが命名されたとお聞きしました。まだ春先で幹を見ただけ。秋には赤い実をつけるのでしょうか。それに、まだ若い木のようでしたが、2代目なのでしょうか。
山頂の広場には社と梵鐘がありました。何故この地に城を-と思いながら周辺を眺め、鐘もついてきました。山頂からの眺めは霞がかかったようで、写真にも良く写りませんでした。

しかし、長年の思いを実現させた上、心地よい汗を流した満足の1日でもありました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

小笠原さん

今日は、虚空山ですか・・・。いつも見ていた山なのに、登ったか、どうかも覚えていません。一度、登ったのでは・・・と思います。

あの山から、鐘の音が聞こえてきませんでしたか?

登ってのご報告、ありがとうございました。

雪子