2011年3月19日土曜日

東北・関東大震災から8日

 震災から9日目になりました。日毎に犠牲者の数が増えていきます。

阪神震災を超える犠牲者の数に心が痛みます。早くライフラインが解決
し中長期的な復興計画が示されることを望みますね~。
阪神大震災の時次女が地元の大学3年で 都市計画を専攻しておりまし
たので神戸大学と連携し、神戸大のキャンパスに寝泊まりしボランテイアで
10日ほど「聞き取り調査」に出かけたのが丁度1ヶ月後でした。
地震発生後10日、1か月、1年、3年とインフラは整備されていくけれど
心の傷は深まっていくようです。
兵庫県知事が阪神大震災のデータとノウハウを提供すべく宮城県知事
を訪れていたのをテレビが報じていましたが、計画的に速やかに、官民
一体になって立ち向かってほしいと思います。
東北人は粘り強く 絆が強いと言われますが 仮設住宅を設置するにも
阪神震災の結果を生かして地域ごとに 建設し住民が孤独にならないよ
うに配慮してほしいと思います。
 私たちの日常も驕りがあるとおもいます。たとえば 「食品の無駄」
曲がったきゅうりは市場に出せないとか、少し虫食いのある野菜は
商品にならないとか数えきれません。
このたびの地震による停電で無意識に使っていた「電気の無駄」を
つくずく感じました。
PCでポチッとクリックすれば2~3日で届く商品、流通がとだえて気づく
不便さ、すこしずつ回復するとは思いますが、「買占め」に踊らされたくは
ないですね。
 福島原発事故で山形県にも3000人以上の方々が避難しています。上山
も体育文化センターに市が主体になって300人くらい受け入れています。
 旅館でも低価格で宿泊を受け入れたり、支援部隊の方々の受け入れを
しています。
街を歩くと市内の観光マップ片手に家族ずれで足湯や共同浴場をめぐって
いる姿にあいますので、つい道案内の声をかけております。一日でも早く
「止める、冷やす、閉じ込める」の原則が実現し安定してくれることを願います。









 上山の市民文化センターに福島県から300人ほど(県全体では

3200人程)避難してきています。 近くの青果店さんで市からの注文

で「トン汁」とおにぎりの材料を運ばなければいけないと言っておりました。

各旅館でも支援グループを受け入れたり、被災した方々を受け入れたり

しています。

 福島原発が1日でも早く安定してくれることを願い、被災地の隅々に

支援物資が届き、仙台市内や三陸海岸の市町村のライフラインが

復活し、山形新幹線、在来線。東北新幹線、本線が正常化してくれる

ことを願わずにはいられません。

 地震津波を受けた方々は被災者で 福島原発30kmから避難した

方々は被害者だと思います。これから何年かかるかわからない戦い

です。小さな灯火ですが募金をしたり、私でも出来ることに参加してい

こうとおもいます。

1 件のコメント:

ジロー さんのコメント...

sizuさんの考えに全く同感です。
豊かになった現代ではありますが、我々戦中派は窮乏生活を経験しているから、我慢が出来ますね。
上山市でも300人程受け入れて居るとの事、又各旅館の受け入れ体制が確立しているとの事、善意の輪が故郷でも広がっている事に深い感銘を覚えます。
福島原発問題は本当に避難されている方々は、被害者ですね。
幸い、原子炉の冷却装置を稼働させる為の送電も回復の兆しが見えていますが、まだまだ予断を許さない状況は続いていますね。
しっかりと、この現実を見つめ、二度とこの様な悲惨な事件が起きない様にして欲しいですね。