夫の誕生日②・およばれ

花ちゃんのおかあさんから、「お誕生日のお祝いに、どうぞ、いらしてください」との電話。夫は、「日本で、大変な時なのに・・・」と言いましたが、おかあさんは、「こちらからは、何もできないし・・・」ということで、１２時に、伺いました。

 

窓から覗いたら、台所で、花ちゃんがお手伝いをしていました。

 

玄関を入り、おかあさん、おとうさん、花ちゃん、お兄さんとホッペキス。

 

椿の鉢植えをお渡ししました。名前は、Cameria japonica。喜んでいただきました。おかあさん「一番好きな花です。」おとうさん「庭にあった３本のうち、２本がだめになってしまって・・・。」

 

まず、サロンで、日本のおつまみと一緒に、ホワイトワイン。私は、残念ながら、お水。

 

そして、いよいよお食事です。テーブルの位置が変わって、テーブルかけは、果物の模様でした。

 

イタリア風のサラダ。ソースはバルサミコを使っていました。左下のは、アーティチョーク、その上に、チェリートマト、モルツァレッラ、緑のは、この辺でランポンと言っているサラダ、そして一番上の赤いのは、赤ピーマンです。

 

メインは、オーブンで焼いた鮭、人参と普段草、そして、ほうれん草。全体が卵で絡まっていました。

 

いよいよ、バースデーケーキの登場。おかあさんのお手製です。花ちゃんもお手伝いしたそうです。夫が、ローソクの火を吹き消して、拍手してもらいました。おかあさんのお手製のクッキーのプレゼントまでいただいて・・・。夫は、ニコニコ顔。

 

最後は、おいしいコーヒーでした。こんなに、やさしくしていただいて、ありがたいですね。

 

その間に勿論、おしゃべり・・・。子供たちは、家族ルームに行き、まるで、つかみ合いの喧嘩のような声がしましたので、行ってみたら、ゲームの最中でした。

 

花ちゃんのおじいさん、おばあさんは、仙台市の近くにいらっしゃるのですが、後に、やっと連絡が取れ、皆様お元気だそうです。よかった！

 

日本の方々を思うと、つい、涙が出てしまうので、夫に「どうしてかしら？」と聞きました。夫は、一言「偉い！」そうなのです。健気で、明るく、一所懸命なのです。思っていますね。

 

雪子