昨日、妹に電話をしました。元気な声で、「茨城県では、停電は、今のところはないの」とのことでした。
「皆さん、節電しているけれど・・・?」との質問には
「節電、申し訳ないけれど、しなかった。普通は、真っ暗な中で眠るけれど、余震がひどくて、心細くて、電灯とラジオはつけっぱなしで、ウトウトしていました。今日あたりから、又、暗くして寝ようか・・・と思っているの。」
無理もありません。妹は、脳梗塞の後遺症で、歩くのが不自由ですし、重いものは持てないのです。走って逃げる・・・なんて、出来ません。
「おねえちゃん、助かったのよ。クリスマスに贈ってもらった可愛いろうそく、初め、電気がなかった時につけたら、1時間半ももったのよ。ありがとう!」
何の話かと言いますと、こちらで、お料理したものを温めておく、直径4センチほどのろうそくがあります。
食べ物を温めるのは、上下二部で出来ています。下部には、このろうそくを入れる穴が何個か開いていて、そこにこのろうそくを入れ、火をつけ、そして、大抵は銅製のカバーをかけて、その上に食べ物をいれたお皿を置いておきます。
クリスマスには、変わった形のが売られます。例えば、クリスマスツリー、星、サンタクロース、サンタさんの靴・・・などです。真っ暗のなかで、かわいいろうそくが小さな灯を・・・なんて、思ったら、胸がキューンとしました。
雪子
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